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以前J.W.さんに御紹介いただいた「ファントム・ピークス」を読みました。
興味ある内容でしたので、あっという間に読破してしまいました。
実はこの本に関しては、ちょっと特別な思いで読むことになりました。
というのも、これとほとんど同じストーリーを個人的に考えていたからです。
そのため、最初の数ページを読んだ時点でピンときて、犯人とその後のストーリー展開がわかってしまったんです。
実際奥さんと「本州でこういうことが起きた場合、犠牲者はどのくらい出るだろう」という話をしょっちゅうしていました。
これは明らかに苫前の六線沢で起きた事件に触発されており、吉村昭氏の「羆嵐」や木村盛武氏の「慟哭の谷」などから、動物の行動や習性などの知識を得ていると想像します。
私もこれらの本に感化され、実際に現地に取材に行き、そのサイトを作ろうとしていたくらいなので、ファントム・ピークスの細部の描写や伏線の意味が、必要以上に理解できてしまいました。
実際あの事件は、ちょっと考えられないほど現実離れした話であり、映像化をそそられること甚だしい話なのです。
そのような強烈な話が、現実に起きた事としてそこに存在してしまっているがため、かえってフィクションを作るのが難しくなっているなと感じました。
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