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昨日、東京の未来館であった、トーテムポールプロジェクトの催し に行ってきました。
出演者は星野さんのガイドとして旅を共にされたリン・スクーラー氏、「森へ」を朗読されたARATA氏、音楽で参加された長根あきさん、神話を語ったボブ・サム氏、通訳そして司会進行は赤阪友昭氏でした。
「未来からの贈り物」という番組の中の星野さんのエピソードが流れた後、リン・スクーラー氏が登場。星野さんが着替えをもたずに旅にでてしまい、服を貸すこと2度という星野さんのユニークなお人柄を感じさせるエピソードや、小さな三日しか生きないハエについて、「それでもそのハエにとっては三日で充分なんだよね」という話、そして最後に星野さんとともに、探しながら星野さんの生前は見つけることができなかったグレイシャーベアを見つけたこと。そのフィルムを公にしないか、と何度もいわれたが、どうしても公にする気持ちになれなかった。星野道夫さんのことを思って集まっている皆の前でのこの場でなら、と初めてグレイシャーベアの動いているフィルムを公開してくださったことが印象的でした。
続くARATA氏の「森へ」の朗読。星野さんの独自の世界観がたちあがってくるようでした。再生する森、そして朽ちていくトーテムポール・・・。朗読には長根あきさんのムックリ、口笛、歌、そしてトンコリも背景に流れました。長根さんのささやくような歌、そしてトンコリのアイヌを感じさせるメロディーライン、そして不思議な音色のムックリ。それらが朗読にでてくる熊などに命を吹き込んでくれました。
最後はボブ・サム氏の神話。赤阪さんが神話の概略を説明してくださいました。生きとし生けるもののため、魂の火を持ちかえる鷹は炎をあびて顔中やけどを負っていたのですね。・・・そして、神話は私たちは木に見習わなくてはならないと教えます。木の根は若い根が老人の根を支えるようにからまりあって生えている。そのように助け合わなくてはならないこと・・・。深い声で語られる神話は魂に沁みました。・・・
会が終わり、会場を後にする方々を見送っていた赤阪さんとがっちりと握手をかわしました。
ポブ・サムさんとはあまりお話ができなかったのですが、普段からかばんに入れている星野道夫さんの本、「風のような物語」の見開きページにサインをしていただきました。
心に残るひとときとなりました。
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