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今年も星野道夫さんを通じてさまざまな出逢いがありました。
今もなお人と人とを結んでくださる星野さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
極寒の、死と隣り合わせのアラスカの自然の中で磨ぎすまされていった星野さんの感性は、いつか、われわれはどこから来たのか、という問いとなっていきました。
それと同時に、生きているあらゆるものへの慈しみの気持ちも(もともとおもちだったと思いますが)さらに増していったのではないかと想像します。
私も様々な生に対してささやかに祈りをもちながら感謝し、共に生きることの幸せを感じていきたいと思います。(命がないと思われているものに対しても同様に・・・)
「『ミチオ、この前、崖で話したことだけどね、ひとつ言い忘れたことがある。あの頃、キスカの荒涼とした風景に魅かれて絵を描いたが、どうやら足元の小さな自然には何も気が付かなかったらしい。ツンドラの小さな花々、風に揺れる草、苔の美しさ・・・・・・五十年ぶりにやって来て、今やっと気がついた。ああ、ただそれだけを言いたかったんだよ』」
(星野道夫「旅をする木」より)
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