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5/12の見学会報告

 投稿者:村松  投稿日:2007年 5月13日(日)22時19分45秒
返信・引用
  5月12日に、7月豪雨の跡地を訪ねる2回目の見学会を行いました。目的地は辰野町・箕輪町の崩れです。最初は、辰野町小野中村へ行きました。ここは、比高100m以下の低い山を背後にした旧中山道沿いの集落です。ここでは背後の山が崩れ、流れてきた土砂で旧家が1軒つぶされ、一人が亡くなりました。この旧中山道は一直線に流れる飯沼川に沿っています。ここには断層が引かれていて、おそらく破砕された岩盤が崩れたのでしょう。復旧工事のため、崩れの外からしか観察できませんでしたが、崩れ落ちた土砂の中に灰色の粘土のようなものがありました。  

Re: 4/14見学会の報告など

 投稿者:村松  投稿日:2007年 4月30日(月)10時53分27秒
返信・引用
  次に大沼湖の地すべり地形を観察した後、伊那市の前沢川へ行きました。昨年の7月豪雨で、前沢川は多量の流木を伴う土石流を発生させました。流れてきた流木と土砂は、中央道の暗渠につまってせき止められたため、下流の集落に致命的な被害をもたらすことはありませんでした。

この土石流の発生源まで行きました。まず、右手から合流する支流へ入ると、ここにも北西−南東方向の左横ずれ断層が見つかりました。この辺りから川底には多量の土砂と有機物・埋もれ木が埋まっていて、これらが生々しく侵食されていました。さらに上流へ行くと、左に山腹崩壊が出てきました。これが土石流発生の直接のきっかけとなったようです。ここで崩れた土砂が水と一緒に流れ下り、川底に堆積していた土砂を巻き込んで大きくふくれあがって中央道まであふれたようです。一時的にダムアップした可能性もあります。

写真は土石流の侵食で露わとなった堆積物です。山裾の丘陵地を開析する河川には、このような堆積物がたくさんあって、土石流発生の素因ともなっています。
 

Re: 4/14見学会の報告など

 投稿者:村松  投稿日:2007年 4月30日(月)10時24分21秒
返信・引用
  これも今回崩れたときにできたすべり面のようです。すべり面には垂直方向の条線が明瞭についていました。このような小さなすべり面はいくつもありました。

このような小さなすべり面は、おそらく地下にたどると先ほどのメインの地すべり面に収束していると思われます。
 

Re: 4/14見学会の報告など

 投稿者:村松  投稿日:2007年 4月30日(月)10時17分25秒
返信・引用
  松島さんと明石さんの案内で、崩れの中に入って地すべり面や断層および岩盤の亀裂などを見学しました。

片麻岩をはさむ太田切花崗岩の岩盤には亀裂がたいへん多く、なんらかの後生変形を受けています。地形図をみると大きな古い崩壊地形がありましたので、移動土塊の一部が崩れたようにもみえます。しかし、崩れ残った岩盤には北西−南東方向の左横ずれ断層がありました。破砕帯の一部が崩れたのかもしれません。

写真は、今回の崩れの地すべり面です。黒っぽい変成岩の上に花崗岩が滑って載っています。白い花崗岩には地すべりによってできた剪断組織が見えます。断層破砕帯と見分けがつきません。
 

4/14見学会の報告など

 投稿者:村松  投稿日:2007年 4月30日(月)09時58分13秒
返信・引用
  管理人様へ:
新年度の講座・見学会の一覧を作ってくださってありがとうございました。
さっそく、美博の講座からもリンクさせていただきました。

さて、遅ればせながら4月14日「7月豪雨の現場を歩く1」の報告をします。最初は駒ヶ根高原黒川平の山腹崩壊です。北御所にある太田切雨量計は、7/17-19の総雨量529mmを記録しました。これは伊那谷の最大値です。このとき崩れ落ちた土砂は黒川を一時的にせき止め、ロープウエイに通じる道路に水があふれました。見学会の時は、ちょうど復旧工事の最中でした。
 

1年間大変ご迷惑をおかけしました

 投稿者:小笠原  投稿日:2007年 3月31日(土)18時35分8秒
返信・引用
  小笠原@管理人です。
1年間東京勤務となっていたため、ホームページの管理がおろそかになってしまい、申し訳ありませんでした。本日より再び伊那谷に戻ってまいりました。
今後、ホームページについても少しずつ充実するようにしたいと思いますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
 

自然史発表会プログラム

 投稿者:蛭間  投稿日:2007年 2月 3日(土)14時33分31秒
返信・引用
  以下のページにプログラムをアップしました.
http://www.iida-museum.org/user/hiruma/program.pdf
 

伊那谷自然史発表会のお知らせ

 投稿者:蛭間  投稿日:2006年12月13日(水)11時39分27秒
返信・引用
  中学生から大人まで伊那谷の自然好きが参加する発表会で,
調査・研究発表のほか,テーマをもった写真の発表,海外旅行や登山の報告など,
どなたでも自由に気楽に参加していただけるものです.

今年度は,2月18日(日)に開催されます.
例年よりも1ヶ月早いのでご注意ください!!

会場は飯田市美術博物館2F講堂 午前10時より

発表申し込み 2月1日まで(必着)

美博 蛭間宛に郵便,FAX,E-mail などで下記の項目をお知らせください.
         発表者には追ってB5一枚ほどの要旨を提出していただきます.
         発表時間は質疑応答含めて15〜20分の予定です.

  1.発表者(団体)名
  2.発表者(団体発表者)住所・電話(あればFAX,E-mailアドレス)
  3.発表タイトル
  4.発表の形式(口頭発表,ポスター発表,口頭・ポスター両方のどれか)を選択
  5.口頭発表の場合,スライド,OHP,プロジェクターなどの使用機材も
    お知らせください.

問い合わせ・申し込み
  美博 蛭間・村松・四方・小泉まで, TEL:0265-22-8118
 

Re: 調査旅行(中越地震を歩く)報告

 投稿者:村松  投稿日:2006年11月27日(月)15時38分40秒
返信・引用
  小千谷市浦柄の層面すべりで崩れた土砂の前で、参加者一同記念写真をとりました。
 

Re: 調査旅行(中越地震を歩く)報告

 投稿者:村松  投稿日:2006年11月27日(月)15時35分39秒
返信・引用
  芋川左岸にあった楢木の集落です。ここは木籠同様、全壊率100%の集落です。この集落のすぐ下流側でも河道閉塞が起こり、集落へいく橋や川沿いの家並みが土砂に埋まってしまいました。

昨年は被害を受けた家屋がまだ残っていたのですが、今では作業小屋を残してすべて撤去されていました。復旧した道が異様に目立ちました。楢木の方々は農地を残して、高い場所へ集団移転するようです。
 

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