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いいことですが…

 投稿者:一泉  投稿日:2003年 3月10日(月)12時16分50秒
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  拓麿様、はじめまして。
 学生のうちからの川柳指導、我ら川柳家にとっても嬉しいニュースです。私も、小さい頃から大人に混じって川柳をし、いつの間にか、嵌ってしまったクチです。興味を持つ子が出てくるのを楽しみにしています。
 さて、ホームページを拝見しました。熱心にやられているようです。特に、投票の数が多いのはびっくりしました。
 しかし、「川柳」として、金賞・・・と賞を与えることに疑問をもちました。もちろん、川柳は射幸性の強い前句附興行から発展したもので、集句に順位をつけて賞品を競ったものですが、選者の目が確かであったからこそ、江戸期の文芸の域まで上がったものです。
 単に、集まった句に投票を行い、人気だけを競うと、そのレベルが下がってしまうように思われます。新春川柳優秀句上位作品をみると、
   戦友が 次々消える スイセンで 
  言わないで! 英語のできない 帰国子女 
  一夜漬け きゅうりはちゃんと 漬かるのに
 などがありますが、形式としても表現方法としても「金賞」とか「銀賞」などといってしまっていいのか解りません。つまり、賞を取ることの前に、川柳の基本的な形式と、面白さを出すための表現テクニックなどを教えねばなりません。ただ単に、面白そうなことをいえば川柳になると生徒に思わせてしまったのでは、むしろ逆効果になってしまいます。
 このページで、投稿、参加を求められておりますが、私としては、残念ながら「川柳」としてのアイデンティティーに欠ける募集として、警鐘を鳴らさざるをえません。
 企画は、素晴らしいことですし、ぜひ続けていただきたいと存じます。
 ただ、いちど川柳について、なぜ俳句と異なった面白さがあるか? この面白さの背景には何があるか…ということを見ていただき、正しい川柳の発展にご協力いただけると幸いです。
 どうぞ、お察しの上、よろしくお願い申し上げます。
 
 
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